広島市・呉市・東広島市のリフォーム会社、ドゥクラフト土肥家具のリフォームブログをご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは「空き巣対策!?高齢者住宅のリフォームについて」についてです。
空き家問題という言葉が聞かれ始め数年が経ちますが、その数は少子高齢化が進むと同時に増加傾向にあります。戸建てやマンション、形態は異なれど「管理が大変」「住居者の高齢化で使い辛くなった」などの問題にどう向き合うかが大切になってきます。今回のテーマは高齢者住宅のリフォームをする際のポイントや目安費用などについてご紹介したいと思います。
【高齢者住宅のリフォームについて】
高齢者住宅のリフォームを行うきっかけとは?
築20年以上の住宅では物理的な「設備や機器の老朽、グレードアップ」の割合が多くなります。住居者も年齢を重ねているとこれまで気にならなかった段差や部屋の温度などに敏感になりやがて「危険」に繋がります。ケガや事故のもとになるものを早めに対策しておくことで特に高齢になる住居者も離れて暮らす家族も安心して暮らせる住まいになります。
【リフォームの優先度について】
リフォームを行う上で始めに意識する場所は住居者の年齢や将来の介護も見据えて「危険」になる場所から始める方が良いでしょう。
優先度高め
優先度が高い場所のおススメは、「トイレ」と「段差・階段」です。
■トイレ
1日のうち何度も使用するために手すりを付けて立ち座りの動作を楽にします。また、汚れにくく、手入れ動作の少ないデザインに変えたりなどがあります。また、トイレに入るまでに段差がある場合などは、トイレの床を上げることにより出入りが楽になります。さらには緊急時の場合を想定して、出入口を広くするなども考えられます。
■段差・階段
段差をなくすための床上げや階段には手すりを付けたり滑りにくい床材に変えたり、急こう配であるならばステップの幅を広げたり高さを低く抑えるなどがあります。
階段は2000年以降の新築住宅では手すりが義務化されていますが、築古住宅(20年以上)となると手すりが無いところも多いのではないでしょうか。
優先度中程度
■浴室
浴室は特に滑りやすいので、まずは手すりを設置することで転倒を防止できます。(設置する場合、壁の補強が必要になる場合もあります。続いて、浴室暖房の設置です。高齢者がよくおこすヒートショックが起こる危険性を軽減できます。最後にドアを折戸に変更することです。出入りが楽になりスムーズに入浴出来ます。
■玄関
玄関でもまず必要になってくるのが、手すりの取り付けです。立ったり、座ったりの動作があるので手すりがあると楽です。続いて、玄関のドアノブの変更です。高齢化で握力が衰えていることも考えられるので、レバーハンドルに変更する事で、掴みやすくなり楽に操作出来ます。続いては、補助台の設置です。階段になっているタイプで段差を低くする事で上り下りが楽になり、出入りが容易になります。
また、スロープの設置は車椅子の方がいる場合、スロープを設置することで段差の悩みも解消出来ます。段差に高さがある場合には、緩やかなスロープにするためにスペースが必要になるので、検討される場合には早めの相談が必要です。また、車椅子の場合、電動リフトの設置を行っておくとより一層楽になります。椅子に座って昇降し、回転するタイプや、床ごとに昇降するものなどの様々なタイプがあります。電動のため負担がかかりませんが、設置工事が必要なものもあり、スペースが必要になるので、検討される場合には早めの相談が必要です。
優先度低め
■リビング
リフォームは比較的、最初からバリアフリー対応がされていることが多いのですが、挙げるとすれば、段差をなくすことです。和室と洋室に段差がある場合には、ふすまの敷居に敷居カバーを設置することで、和室と洋室の段差を無くす事が出来、リビングから各部屋への移動の際に転倒の危険性を減らすことが出来ます。
今の住居者や自分たちが訪れた時も快適に使える事を考え、危険を取り除くだけでなく日常的に使用する際のストレスが少なくなるという利点も生まれます。
【費用について】
ここまでお話して気になってくるのは費用面です。もちろん、どこまでリフォーム対応するのか等で費用も大きく変わってきますが、比較的多い価格帯は、100万円以下で出来る範囲で行うものです。優先度の高い、トイレと階段のリフォームを行った場合は100万円以下で収まる場合がほとんどだと思います。家中を満遍なくリフォームする事になれば、500万~1000万円以上と大掛かりなリフォームになる場合もあります。
■介護保険制度
介護リフォームを行った場合、ある一定の条件を満たした補助金が支給されます。代表的なものは介護保険です。介護保険を適用するためには、「要介護1~5」か「要支援」の認定を受けなければなりませんが、リフォーム対象工事にかかる費用が上限20万円(1割自己負担)で支給されます。
【まとめ】
今回のテーマは「空き巣対策!?高齢者住宅のリフォームについて」についてでした。
60歳以上が戸建て・マンションを所有する割合はおよそ80%に及びます。子供や孫へ、その管理が及ぶことになる可能性も格段に増えてきます。さらに日本人の寿命も延びていくこれからの時代に、元気に歳を重ねられる環境を整えるため、実家のリノベーションを考えてみるのもいいかもしれませんね。
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