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ラムネと伊丹十三
こんにちは。
だんだん初夏の陽気になってきましたね
ときおり冷たい飲み物が欲しくなります。「2回目のマルシェ」では1回目に引き続きラムネを,
ドゥクラフト土肥家具の前で販売していました。
汗ばむ陽気だったおかげで大人気、日曜日のお昼には完売でした。
売っていたラムネは同じ呉市三条の中元商店の呉大和ラムネ。
子供の頃は中元商店は「トビキリ」が通り名で、夏になると、トビキリのサイダーをケースで配達してもらってたなぁ、懐かしい。
ところで
『ラムネというのはレモネードの訛ったものであって、プディングをプリン、ミルクシェークをミルクセーキにしてしまった、かの文明開化期における外来語の一つである 』というのをみなさまご存知ですか?
『私が子供の頃聞いた話ではラムネの壜は「三田さん」という人によって発明されたものらしい。ラムネの壜は(今の若い人は知らぬだろうが)あれは実に子供心をそそるようにできていたね。』
引用は全て伊丹十三著の『女たちよ!』
伊丹十三は映画監督として有名ですが、俳優、商業デザイナー、イラストレーター、エッセイストとしても一時代を築いたひと。
伊丹十三がレタリングした明朝体は世界一美しいと絶賛されました。
下の本はイラストもタイトルも全て伊丹十三の手書き。
私は中学の頃からエッセイを愛読して、こんな粋な大人になることを夢みていましたね。
話が妙なところに着地してしまいました。
今日もよい1日になりますように!
堀田 あゆみ