スタッフブログ
ワタシの趣味
こんにちは。
今日は私の趣味についてお話します。
前から金継ぎに興味があって習ってみたいなと思ってました。
金継ぎとは、陶磁器の割れや欠けヒビなどの破損部分を漆で接着して、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復方法です。
でもなんとなく敷居が高い感じがしてためらっていました。
教室もNHK文化センターで講師は年配の男性だし、凄いお宝の骨董じゃないとダメなのかな~なんて。
そんな中、カジュアルなかんたん金継のレッスンを見つけこれなら普段使いの器でもいいかも!と思い
参加したのです。
東京からいらした若い女性の先生にテキパキと教えていただき、おかげでお気に入りの器やアンティークのグラスも蘇りました。
壊れても金継ぎがあるさ、と思うと高い器も躊躇なく使えて幸せです。
先日、チェストの納品にお客様のご自宅に伺って 素敵なおもてなしをしていただいたんですよ。
お家の設えも和風趣味でセンスが良くて、居心地の良い空間が広がっていました。
赤絵の器がお好きとかでご自身のお湯呑も可愛い赤絵でしたが、縁が欠けたのでお湯呑で使うのは止めて
輪挿しでもしようか∼と仰るので
お預かりしてかんたん金継をさせて頂きました。
欠けは3か所ありました。
欠けにエポキシ接着材を2種類よくよく練って穴埋めをして、カッターではみ出した部分を削り取り
紙やすりで滑らかにして 目をつぶって触っても違和感がないくらいに整えます。
何日か置いて十分乾いたら工芸うるしに金粉を溶いて接着剤が見えないように塗ります。
合成成分を使うのが気になるところですが 食品が当たらず、そこに口を付けなければまあいいかな・・・
欠けているといずれは割れてしまいますし、洗うときも危ないので、ね。
たまにしないと自分でも手が慣れないので、おかげさまで良い練習になりました。
ありがとうございます。
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この度は忘年会も難しいので今日のお昼に美味しいお弁当が配られました。
お弁当って蓋を取る時が嬉しいですね
わお~
私はうっかりお昼を持ってきていたので
今夜、晩酌でもしながら頂きたいと思います