スタッフブログ
蘇る思い出
こんにちは、今日は冬至ですよ、かぼちゃを食べてゆず湯に入る日ですね。
一年で一番昼が短く、夜が長い日なんだそうです。
さて今回は食堂椅子の張替をしました。
お客様の婚礼の際にお父様がご用意して下さった思い出のある椅子なんだそうです。
背面のペーパーメッシュも所々破れて、座面も凹みが見られます。マルニ木工の品で現在でも販売しており、1脚10万円近くする椅子です。
ご家族はあまり賛成ではないご様子でしたが、お客様自身が綺麗に張替をしたいと兼ねてより悩んでいたようでした。
お見積りも背の素材のグレードや張地の価格で変わってくるのですが、予算内に収まるプランをお作りしたところ
ご決定下さいました。
椅子の張替をするときは前のイメージを大切にしたいお客様と、今度はガラッと替えたいお客様に分かれます。
こちらのお客様はイメージをあまり変えたくないとのことで張地のサンプルの中から2色を選ばれました。
背はこれまでのペーパーメッシュ(紙を細く折り重ねたものを編み込んでます)を似た籐(ラタン)に変えました。
籐の編み方はカゴメ編みと言って強固な編み方です。
張地はグリーンとブラウンのインテリアになじむ2色です。
お届けしたところ、購入した当時の思い出が蘇ったようで少し涙ぐんでおられたのが印象的でした。
良い家具を大切に長く使っていただくお手伝いが出来たこと、私たちもうれしく思います。
ありがとうございました。
物販部 堀田あゆみ
念願のカーテンの掛替
今日はお客様のLDKのカーテンの掛替をしました。
マンションの1室ですが、前の方が付けられていたドレープカーテンの感じが良かったので
気になりつつそのまま使われていたそうです。
(レースカーテンは新調されました)
最初にご相談に来店されたときに、いろいろ好みをお伺いしました。
お好きなカラーや柄のあるなし、どのような柄行がお好きかとか。
そしてインスタやインテリアの画像などをご覧になるときに、カーテンを気にして生活してみることをお勧めしました。
少し路線を決めてからカタログを見ないと、たくさ~んある中で迷子になることもあるからなんです。
再度、ご来店下さったときは方向性が決まっていましたのでカタログの中から
すんなりと取り寄せるカーテンサンプルを選ぶことが出来ました。
(ちなみにカーテンのカタログは各社35㎝×35㎝くらいあって、大きい&重い
ですが貼ってある布サンプルは小さくて、柄などでしたら分かりずらい・・・ 大きいサンプルをみて、あイメージと違った…となることもあります。)
サンプルが揃ったらお客様のご自宅にお持ちして、掛けて雰囲気を確かめます。
私たちは窓の採寸をしたり、カーテンレールの状態などを確認します。
お部屋は東向きです、夜の感じや朝日が差した時のトータルの雰囲気を確かめていただけるようサンプルは一晩お預けして、
そんなこんなで慎重にドレープカーテンとレースカーテンが決まりました。
ドレープカーテンのお色はピンクベージュ、光にあたると藤色っぽいお色にも見えます。
収縮を施してある生地に白い色で葉のシルエットが描かれています。
レースカーテンは遮熱効果のあるミラーレースです。中から外は見えますが外から中は見えにくい織り方になってます。
シルバーの糸がキラッと光って、控えめだけど可愛さもある実は私のお気に入りのミラーレースです。
縦ラインの柄がお部屋をすっきりと見せてくれますよね。
優しくて穏やかなお客様にとってもお似合いの空間になりましたよ。
兼ねてからのカーテンの掛替が出来て、気持ちも新たにこれからのクリスマスや年末年始をお迎えになられることでしょう。
ありがとうございました。
物販部 堀田あゆみ