スタッフブログ
オランダの家具
蘇るタンス
こんにちは。
今日は雨も上がり素晴らしい五月晴れですね、ホントに気持ちがよくて
気分も上がります。
さて今回はタンス再生のご紹介です。
再生とは、経年で汚れた状態や割れや傷が入った古いタンスを
新品のように綺麗に変えることです
この度は二竿お預かりしました。一つは珍しい黒柿のタンス、
もう一つは紅葉の小ぶりなタンスです。
お預かりして扉や金具を取り外し何十年もの間に付着した汚れやホコリ、
アクを洗い落とします。
下の写真はもみ紅葉のタンスの表面を薄く削ったところです。
それから各所の補修が始まります。
欠けや隙間には新しい木材を足したり腕の見せ所です。
金具のない所には新しいものを見繕ってお付けします。
黒柿は非常に独特で個性的な木目です。
引き取りに伺った時は蔵にありましたが、キレイになったので
座敷に移し着物の保管に使われるそうです。
タンス再生のお仕事の度に出来上がりの美しさに驚きます。
まさに「再生・蘇る」って感じ。
時間も費用も掛かりますが、お客様にも本当に喜んで頂けるのが嬉しいです。
世代を超えて使えるのも魅力ですね。
物販部 堀田あゆみ
ぐらつき直し
こんにちは。
今日はひんやりしますね、明日はお天気も荒れ模様で気温もさらに下がるそうですよ。
暖かくして過ごしましょうね
さて恐らく呉市で家具の修理を承るのはドゥクラフト土肥家具だけかと思います。
担当は常務なのですが、今日は食堂椅子のぐらつき直しの過程をご覧くださいね。
ぐらつきの原因は接合部の接着の剥がれかけでした。
素人考えでは(かつての私も)ぐらつく隙間に接着剤を垂らぜば良いかな、と思いますが、
プロの仕事は違います。
シートは張り替えをするので外し、全体をバラバラにしました。
そして外した部分を一箇所づつ確認して、古い接着剤を取り除ききれいに掃除します。
接着剤を塗って再接着していきますが、大事なのは均等に締め付けること。
クランプと言うSMチックな締め付けて固定する道具を使い、
水平取りをしてガタ付きに注意しながら作業を進めます。
重しを載せて更に固定します。
これで新品同様の接着強度が蘇ります。
うーん、満足気な常務。。。
案外手間のかかるぐらつき直しのご紹介でした。
これで気持ちよく引き続きお使いいただけますね。
物販部 堀田あゆみ
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昨夜、仕事が終わって自宅に戻ると、自宅の前にこんな檻が設置されていました。
イノシシの捕獲檻です。
なんだかな~
夜中にかかると暴れてうるさいんじゃないかしら?
中にみかんやじゃがいも、さつまいもが撒いてあります。
さてどうなりますやら
ドレッサー椅子の張替
こんにちは。
今日はドレッサー(鏡台)椅子の張り替えのご紹介です。
ドレッサーの椅子はお嫁入りの時に購入されて、
長年使って痛みが烈しいことが多いですね。
案外お問い合わせが多いんですよ。
この度の椅子も金華山織の生地でゴージャスな凝った作りですが、
かなり使い込まれて痛みが烈しかったです。
生地はガラッと変えてモダンにイメチェンしてみました。
お色はご主人の好きなブルー系になりましたよ。
中のウレタンの交換、木部の塗装もサービスで行いました。
これで末長くお使いいただけますね。
ありがとうございました。
物販部 堀田あゆみ
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そして今日はホワイトデーですね。
なんだかホワイトデーって売り場的にも地味というか
主張されてないというか。。
ドゥクラフト土肥家具の男性陣はちゃんとお返しを用意してくれていました❣️
「8月のカメリアン」の焼菓子です。美味しそう~
こちらもありがとうございました。
推しチェアー
ドゥクラフト土肥家具は元々は家具屋でスタートして80年。
いまのお店はインテリア雑貨が中心ですが、もちろん家具も扱っています。
そしてリフォーム・リノベーション・新築を手がける会社でもあります。
さて今日はダイニングチェアーのご紹介です。人気の秘密は使う人に優しい軽さ(約3.4kg)とかけ心地。
女性が片手で楽に持ち上げられる重さなんですよ。
肘掛の先端にブラックウォールナットをあしらった個性的なデザインです。
こちらのイスは肘掛をテーブルにひっかけることが出来ます。
ダイニングテーブルの下を掃除するときに便利なんです。
椅子が宙に浮いているのがお分かりになりますか?
シートカバーは色・柄もたくさんの中からお好みが選べます。
取り外してクリーニングもできます。
季節に合わせて変えるとお部屋の雰囲気もガラリと変わりますよ!
物販部 堀田あゆみ