スタッフブログ
今ほしいもの
テーブルにアイロンを当てると
こんにちは。
ドゥクラフト土肥家具に展示しているダイニングテーブルはオイル塗装とウレタン塗装の2タイプがあります。
オイル塗装は木の表面に植物性のオイルを薄く塗り込む塗装方法、
ウレタン塗装は木の表面にウレタン樹脂という透明な膜を張る塗装方法です。
一般的にはウレタン塗装が汚れやキズが付きにくいと言われ、量産家具はほとんどがこちらです。
先日、お取引のある木工師にオイル塗装のメンテナンス方法を教えていただきました。
油性のペンで落書きしても、硬いものをぶつけてキズをつけても、紙にボールペンで書いた文字跡も意外に簡単に自分で消せるんです。
下は油性ペンで木の表面に描いた落書きを キッチンで使う硬いスポンジに専用のオイルを含ませて拭き取っています。
このオイルはアマニや松、桐から採取した完全天然成分のオイルで舐めてもOK.。
緊急には家庭にあるオリーブオイルやエゴマ、アマニなどのオイルでも代用できます。
硬いスポンジにオイルをつけて表面を擦ります。
マジックがオイルに溶け出して、それをスポンジで搔き出します。
もう半分消えました。
はい、完全に消えました
浅いおもちゃの傷や線の傷は紙やすりでさ~と擦れば判りません。
深い傷や凹みは水を染ませて30分おいて高温のアイロンをじゅ~と当てます。
指の先の凹みが見えますか?
凹みに濡らしたティッシュを置いて待つこと30分
木にアイロンを当てた経験はありますか?
おそらく皆様も無いのではないかしら? なかなか爽快です
新聞の「大蔵大臣」が気になります
こちらも凹みがきれいになりました
表面を膜で覆ってないので手触りが木のままなのが、オイル塗装の1番の魅力です。
料理の写真を写しても、柔らかに光が反射するので写りもよいのですよ。
もしキズや汚れが心配でオイル塗装のダイニングテーブルをためらう方がいらっしゃいましたら、お手入れ方法をレクチャーいたします。
どうぞドゥクラフト土肥家具にお問い合わせ下さいね。
さて今夜は呉市の「第68回呉の夏まつり、海上花火大会」ですよ。昨夜は土砂降りでしたが今夜は大丈夫ですね。
美しい花火を楽しみましょう。
堀田 あゆみ
竹のシェルフ
椅子の張替えをお届けしました。
漆のチェスト
こんにちは。
だんだん日中が暑くなってきましたね。
今日は家具の話題です。
写真のチェスト、漆塗りですが大変モダンで置く部屋を選びません。