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2022.08.18

劣化したブロック塀は危険!?ブロック塀のリフォームについて

広島市・呉市・東広島市のリフォーム会社、ドゥクラフト土肥家具のリフォームブログをご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは「劣化したブロック塀は危険!?ブロック塀のリフォームについて」についてです。

外からの視線をシャットアウトしたり、近隣住宅との境界線をハッキリさせたりと、何かと役に立つブロック塀。しかし、地震の際に倒壊の恐れがあるとして、建築基準を満たさない、または劣化したブロック坪が問題になっています。自宅や身の回りのブロック塀も気づけば老朽化していた…ということもあるのではないでしょうか。今回はブロック塀の点検のポイントや、ブロック塀のメリットやデメリットについてご紹介したいと思います。

【劣化したブロック塀の危険性】

劣化したブロック塀をそのままにしておくと、強風や地震などの衝撃で倒壊する恐れがあります。ここではブロック塀の劣化症状や点検の際のチェックポイントについてご紹介します。

ブロック塀の劣化症状

コンクリートブロックのように丈夫な素材であっても、風雨にさらされる環境下にある以上、劣化を防ぐことはできません。主な劣化症状として挙げられるのは、苔やカビの発生、表面が白くなる白華現象(エフロレッセンス)、剥がれやひび割れ、鉄筋のサビなどです。

点検の際のチェックポイント

自宅や身の回りのブロック塀の劣化を見極めるには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。国土交通省により、建築基準法に基づいた「ブロック塀等の点検のチェックポイント」が示されているのでご紹介します。

1.塀は高すぎないか(高さは地盤から2.2m以下か)
2.塀の厚さは十分か(厚さは10㎝以上あるか)
3.控え壁はあるか(塀の高さが1.2mを超える場合に、塀の長さ3.4mごとに高さの5分の1以上突出した控え壁があるか)
4.基礎があるか(コンクリートの基礎があるか)
5.塀は健全か(傾きやひび割れがないか)
6.塀に鉄筋はあるか(専門家へ依頼)
・塀の中に直径9mm以上の鉄筋が、縦横とも80cm間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか。
・基礎の根入れ深さは30cm以上か。(塀の高さが1.2m超の場合)

ブロック塀をDIYでリフォームするのはおすすめしない

ブロック塀をDIYで撤去・施工することはおすすめできません。ブロック塀を安全に撤去するためには、専門的な知識や技術、機材が必要になるため、専門知識がないまま撤去してしまうと、思わぬ事故やケガに繋がりますので大変危険です。そしてDIYではクオリティにおいて不安が残る可能性が高いです。補修道具を揃えたり、かかる手間や時間を考慮したりするとわりに合わないことも多いので、面倒な場合は最初から業者に依頼することをおすすめします。

【ブロック塀のメリット・デメリット】

劣化や基準を満たさないブロック塀が危険なことを説明してきましたが、撤去してしまうか、補強で済ませるか、迷っている方もいらっしゃると思います。ここでは改めてブロック塀のメリットやデメリットについてご紹介しますので、ご参考になれば幸いです。

ブロック塀のメリット

■プライバシーが保たれる
ブロック塀で住宅が囲まれているため、外部からの視線が届きません。プライバシーが守られるため、隣家との距離が近くても、他人の視線を気にすることなく過ごすことが可能です。

■境界線が明確になる
公道や近隣住宅との境界線が曖昧だと、誤って敷地内に侵入されたり、近隣住民が荷物を置いてトラブルに発展することもあります。このような近所トラブルを防ぐためにも、境界線を明確にする必要があります。ブロック塀で敷地を囲むことで、それぞれの敷地や境界線を明確にできます。

■耐用年数が高い
ブロック塀は、きちんと施工をすれば30年は耐久性が保たれるといわれており、こまめにメンテナンスをする必要がなく、手間や費用がかかりません。

ブロック塀のデメリット

続いて、ブロック塀のデメリットについて見ていきましょう。

■圧迫感がある
ブロック塀はフェンスと比べると、重量や厚みがあるため、視野的に圧迫感が出やすく、コンクリートの地色であるグレーが暗く感じられることがあります。

■風通しが悪くなる
壁ができることで空気の流れを止めてしまうため、ブロック塀があることで風が入ってこなくなることがあります。そのため、梅雨時期などは家全体の湿度が上がってしまい、住居としての居心地の良さが下がる可能性があります。

■防犯性が低い
高い壁は防犯性が高いイメージがありますが、壁が高ければ隠れる場所が多くなるため、空き巣の標的になる可能性が高くなります。

■耐震性が低い
きちんと施工をしていれば、地震が起きても倒れることはありませんが、高く積んだり、寿命が過ぎても使い続けていたりすると、大地震で倒れて通行人や家族を下敷きにしてしまう可能性があります。

【まとめ】

今回のテーマは「劣化したブロック塀は危険!?ブロック塀のリフォームについて」についてでした。
大地震によってブロック塀が倒壊した事故により、全国各地でブロック塀の見直しが行われています。「ブロック塀=危険」と思われがちですが、正しく施工されたブロック塀であれば30年近くメンテナンス不要で使い続けることができます。ブロック塀は低予算で庭に壁を作ることができるという魅力がありますし、最近ではデザイン性が高いブロックも増えてきていますので、安全を考慮したうえで、ブロック塀のリフォームを行いましょう。

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