広島市・呉市・東広島市のリフォーム会社、ドゥクラフト土肥家具のリフォームブログをご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは「古民家再生リフォーム~メリット・デメリット~」についてです。
念願のマイホームを購入する時、少し前までは新築が当たり前だったかもしれませんが、現在では古民家(中古物件)を自分らしくかっこよく素敵にリノベーションする、この二つの選択肢が当たり前になってきましたね。
さて、今回は、古民家(中古物件)をリノベーションする際に焦点を当て、メリット・デメリットや、やっておくべきリフォームについてご紹介していきます!
【古民家(中古物件)リノベーションのメリット】
〇部材の強度が高い
樹齢100年のヒノキの強度は200~300年は変わらないと言われており、強度が落ちるのは800~1200年と言われています。
新築住宅に使われている新建材と比べ、非常に強度の高い木材が使われているため、使われている柱や梁などをうまく活かすことができれば、耐久性の高い家にリフォームをすることができますよ。
〇希少性がある
古民家(中古物件)で使われているような太い柱や梁を、同様の太さの新木材で入手するには、相当な費用が掛かってしまいます。
そもそも手に入らないケースも考えられるため、とても希少なんです。
〇環境にいい素材が活用できる
古民家(中古物件)は、シックハウスやアトピーの原因物質を含む新建材がほとんど使われていないんです。身体に優しいですね。
また、柱や梁などの部分は再使用できるので、資源保護に繋がります。
〇独自のデザインが可能
古民家(中古物件)の、年代を感じさせる柱や梁を住宅建築に効果的に取り入れることで、オンリーワン!の住宅を建てることができますね。
〇固定資産税を軽減できる
固定資産税は、「固定資産税評価額×1.4%」の計算式によって算出します。
この固定資産税評価額は、経年減価補正というものがあり、築年数に応じた減額がなされ、おおよそ築25年で最低水準の0.2まで到達します。
つまり、築25年以上の物件であれば、その物件が新築だった時の固定資産税より8割引かれた額を支払えばいいということになります。
これにより、古民家(中古物件)の固定資産税は新築物件より安く済むのです。
【古民家(中古物件)リノベーションのデメリット】
〇断熱性がない場合がある…
古民家(中古物件)では冷暖房が普及していない時代に建てられた場合もあります。
そのような家は、風を建物全体に巡らせて夏を過ごしやすくする構造になっています。
冬場の断熱や暖房コストに配慮したリフォームが必要になります。
〇耐震性の心配がある…
古民家(中古物件)は、1981年以前の旧耐震で建てられた物件がほとんどなので、現在の新耐震基準を満たしていません。
大規模な地震の際は倒壊してしまう可能性が非常に高いので、耐震リフォームは必須です!
〇防火性がない…
古民家(中古物件)は基本的に木造のものが多いですね。コンクリート造の物件と比べるとどうしても耐火性が低くなってしまいます。
〇シロアリ被害に注意が必要…
古民家(中古物件)購入の際は、シロアリ被害の注意が必要です。
木造で築年数が経っている家にはシロアリが発生している可能性があります。購入の前にかならずチェックが必要です。
【古民家(中古物件)再生でやっておくべきリフォーム工事】
〇断熱工事
古民家(中古物件)では、風通しを良くするよう設計されている場合が多く、断熱性がない可能性が高いです。
冬場に備えるためにも断熱リフォームは必須です。 古民家(中古物件)を断熱リフォームする場合、床下、壁、天井など家全体のリフォームをする必要があります。
また、家全体の基礎断熱リフォームに加えて、窓を断熱性能の高いものに取り換えるとより効果が出るためおすすめですよ。
〇耐震工事
1981年以前に建築された古民家(中古物件)は、旧耐震基準で設計されているため、大規模な地震の際に倒壊してしまう可能性があります。
〇トイレのリフォーム
古民家(中古物件)では、トイレが和式である場合が多いです。
和式トイレは洋式トイレと比べて、ひざや腰などの負担が多く、ウォシュレットなどの機能もありません。
和式トイレも雰囲気があってよいのですが、長い目で見たとき、より便利に、より快適にトイレを使うには、洋式トイレへのリフォームがおすすめです。
〇屋根・外壁のリフォーム
古民家(中古物件)では、屋根や外壁が劣化している場合があります。
屋根や外壁のリフォームは、おおよそ10年ごとに塗装リフォーム、30年~40年ごとに外壁材のリフォームを行うのが理想的なんです。
購入した古民家(中古物件)の築年数やメンテナンス具合に沿ったリフォームをすることが大切です。
また、屋根や外壁に塗る塗料を断熱性が高いものに変えることで、より機密性の高い住宅にリフォームすることができますよ。
【まとめ】
今回のテーマは「古民家再生リフォーム~メリット・デメリット~」についてでした。
古民家(中古物件)は安く購入できる、固定資産税が安いなどのメリットもありますが、リフォームにお金がかかります。新築物件を購入した方が安かった、などということになりかねないよにじっくりとご検討くださいね。
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