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今回のテーマは「窓の位置をずらすことってできるの…？」についてです。

家のお悩みを抱える方の中には、「窓があと少しだけ低い位置にあったら便利なのにな…。」といったことを考えている場合は意外と多いのではないでしょうか？
でも、窓の位置をずらすなんてことできるのか疑問に思われますよね。実は可能なんです！
そこで今回は窓の位置を変更する場合のポイントについてご紹介いたします！

【リフォーム方法】

〇高さのみ変更する

窓を横方向ではなく、縦方向にのみ移動させる方法です。木造建築の場合だと壁の内部に柱や筋交いなどがなければ問題なく移動させることが可能です。
ただ、もともと窓のあった部分を周囲の壁と全く同じ見た目になるよう仕上げるには少し手間のかかる工事が必要になります。ただ、窓のまわりにアクセントパネルなどを貼れば、境目を気にすることなく仕上げることができ、コストも抑えられます。

〇大幅に変更する場合

元々あった位置から大幅に場所を移動させる場合、既存の窓を無くし、新たに窓を作るという工程が一般的です。
大がかりな工事になりますが、外壁のリフォームを検討中の場合同時に行うことで工数もコストも抑えることができます。
ただし、家の強度に直結する位置に窓を作ることはできませんから注意してくださいね。

【メリット】

〇採光性がアップ

窓の位置を日光が差し込みやすい位置に変更することで採光性をアップさせることができます。

〇外からの視線が気にならなくなる

人目に付きやすい位置や、人の目線の高さにある窓を移動させることで視線対策になります。

〇通気性がアップ

他の窓との位置関係を考えて窓の位置を変更することで、部屋全体の風通しをよくすることができます。空気が籠りやすいなどのお悩みがある場合にはおすすめです。

〇お手入れが楽になる

窓の位置が高すぎる、もしくは低すぎるという場合、日々のお手入れが大変ですよね。位置を移動させることで掃除がしやすく、きれいな窓をキープさせることができます。

【注意点】

〇骨組みには手を加えられない

木造住宅の場合、壁の中には柱や筋交いなどの骨組みが埋め込まれています。住宅そのものを支える部分ですから、これらを無視して穴を開けたりといったことはできません。

〇強度が低下する可能性も

柱や筋交いの他にも、耐力壁や耐震壁と呼ばれる壁そのもので家を支えている場合もあります。これらの壁にも穴を開けてしまうと住宅の強度を下げてしまう可能性がありますから事前の確認が必須です。

【まとめ】

今回のテーマは「窓の位置をずらすことってできるの…？」についてでした。

中古物件を購入された方などは、この窓の位置を変更したいな…。とお考えの方も多いのではないでしょうか？柱や壁の問題をクリアすればリフォームは十分可能ですから、ぜひ一度検討してみてくださね。

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