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今回のテーマは「オール電化のメリット・デメリットは?」についてです。
生活のエネルギー源を、すべて電力で補うオール電化の住宅。
導入を迷っているという方も多いのではなのでしょうか?
今回は、「オール電化のメリット・デメリットは?」というテーマでお伝えします!
【オール電化のメリット・デメリットは?】
■オール電化とは?
オール電化(オール電化住宅)とは、調理・空調・給湯などの熱源を、全て電気で賄う住宅のことを指します。
ガスなど、電気以外のエネルギーにお金がかからなくなるため、一般的に5~7年程度で設置費用の元が取れる計算になるとされています。
オール電化の住宅では、以下の設備が使われます。
・キッチン
ガスコンロではなく、IHクッキングヒーター
・給湯
安い深夜電力を使い、夜間に水を沸かして日中に使えるようにお湯を貯めておく「エコキュート」などの温水器
・暖房
エコキュートの熱を利用した床暖房
■オール電化のメリットとは?
①光熱費が安くなりやすい
電気とガスの両方を利用する場合、どちらにも基本料金がかかりますが、オール電化の住宅の場合、基本料金を支払う必要があるのが電力会社のみとなります。
夜間の電気代が安くなるプランを利用すれば、夜間のうちに熱を貯め、それを日中に使うことで暖房のコストを抑えることも可能です。
また、エコキュートで給湯した際の熱を床暖房に利用することで、暖房費の節約にもつながります。
②火災の不安が少ない
IHクッキングヒーターにすると、キッチンで火を使うことなく調理できるため、火災が発生する可能性が格段に低くなります。
③災害時には電気の復旧が早い
災害によりライフラインが途絶えた場合、ガスよりも電気の復旧の方が早い傾向にあります。
実際、過去にあった大きな震災では、電気→水道→ガスの順に復旧しています。
③災害時にタンク内の水を利用できる。
災害時、エコキュートなどの電気温水器のタンク内の水を生活用水として利用することができます。
■オール電化のデメリット
①調理器具が限定される
IHクッキングヒーターでの調理は、IH対応の物に限られてしまうので注意が必要となります。
IHクッキングヒーターは、火力も申し分ありませんが、直火で炙るといった調理はできません。
②停電時に不便
停電が起きた際は、住宅内のあらゆる設備が使用できなくなるのは大きなデメリットです。
③日中の電気代が高くなる可能性がある
オール電化専用の料金プランの多くは、夜間の電気代を抑えられるように設計されています。
一方、日中の電気代は割高になっている場合もあるので注意が必要です。
④設置にかかる初期費用が高額
オール電化を導入する場合、IHクッキングヒーター、エコキュートや蓄熱暖房機などの本体価格に加え、設置工事費が必要となります。
長期的に考えればオール電化への切り替えによって光熱費を抑えられる場合もありますが、高額な初期コストが必要となことは理解しておく必要があります。
まとめ
いかがでしたか?
光熱費の削減や安全性の高さが魅力のオール電化住宅。
メリットとデメリットのバランスを考慮した上、導入を検討してください。
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